「マイ・ペイすリボ」とWEB明細書を併用することで、14000円+税の年会費を9500円+税に割引することができる!コストパフォーマンスの高さでANAマイラーに支持されるANAマイル還元率の高いゴールドカード!
ANA VISA /マスター ワイドゴールドカードってどんなカード?
空港カードラウンジの無料利用や、ANA国際線利用時にビジネスクラスカウンターでのチェックインなど、ワンランク上のサービスが光る「ANA VISA /マスター ワイドゴールドカード」。
人気の理由は、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細書」を併用することで、年会費が割引になること。
ちなみに、
ANAゴールドカードには、発行会社の異なる以下の4種類のカードがあります
●ANA VISA/ワイドゴールドカード(三井住友カード) 年会費14000円+税を割引できる
●ANA JCBワイドゴールドカード(JCBカード )年会費14000円+税は割引なしだけど旅行保険がANA VISA/マスターワイドゴールドカードより充実。国内での利用が多い人、日本人の渡航の多い海外観光地によく行く人なら、海外主要都市にある「JCBプラザ/プラザ ラウンジ」を利用できるのがメリット。
●ANAダイナースカード(三井住友トラストクラブ)年会費27000円+税でポイント有効期限が無期限
●ANAアメックス・ゴールド・カード(アメリカン・エキスプレス・カード )年会費31000円+税。ポイントの有効期限が無期限で飛行機利用時の特典が多い。
ANAゴールドカードはすべてポイントのマイル移行上限なし、カード入会時と毎年の継続時に2000マイルがもらえるほか、ANA便搭乗時は通常マイルに25%が加算されるので、効率よくANAマイルが貯まります。
また、ANAゴールドカードをもつメリットとして、スカイコインへ移行倍率が1.6倍になることが挙げられます。 40000マイルまではANAノーマルカードと変わらない1.5倍の交換率ですが、50000マイルから差がでます。 50000マイルを交換すると80000スカイコインに交換することができ、1.6倍となります。
ダイナースクラブとアメリカン・エキスプレスは旅行やグルメ、海外旅行保険などの特典・サービスが充実。ただ、VISAやマスターと比べて加盟店が少ないため、特に海外旅行時には使えないことがあるのでご注意を。VISAやマスターと併用した方がよいです。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、三井住友カードが発行 するカードなんだね。年会費が割引されるのはうれしい。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードとANAアメックスゴールドカードを比較!!
「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」とよく比較されるのが「ANAアメックスゴールドカード」。
どう違うのでしょうか?
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | |
年会費(本カード) (税抜) | 1万4000円 | 3万1000円 |
年会費(家族カード) (税抜) | 4000円 | 1万5500円 |
マイル還元率 | 1% | 1% |
ポイント有効期限 | 3年 | 無期限 |
ANAグループ利用でのポイント優待 | ANA航空券で2倍 | ANA航空券、旅行商品、機内販売などで3倍 |
入会・継続ボーナスマイル | 毎年2000マイル | 毎年2000マイル |
フライトボーナスマイル | 25%アップ | 25%アップ |
空港ラウンジの無料利用 | 国内31空港、海外1空港(ホノルル) ※カード会員+同伴者1名 | 国内28空港、海外1空港(ホノルル)※カード会員+同伴者1名 |
空港手荷物無料宅配サービス | なし | 帰国時にカード会員1名につきスーツケース1個が無料(成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港) |
空港クロークサービス | なし | カード会員1名につき荷物2個が無料(成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港) |
優先チェックイン | エコノミークラス利用時もビジネスクラスカウンターの利用OK | エコノミークラス利用時もビジネスクラスカウンターの利用OK |
海外旅行傷害保険 | 最高5000万円(自動付帯) | 最高1億円(利用付帯)、最高5000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5000万円(自動付帯) | 最高5000万円(利用付帯) |
一定期間内にクレジットカードを利用する金額が大きい場合は、ANA VISA/マスターワイドゴールドカードの方が、マイルをためやすいカードであると言えます。
しかし、ポイントに3年の有効期限が定められていますので、有効期限が切れる前にまめにポイントを管理して使い切る必要があります。
ANAアメックスゴールドは、ポイントの有効期限が無期限なので、有効期限を気にすることなく長い期間かけてゆっくりしっかりとポイントを貯めて、大きくマイルを利用したい方に向いているクレジットカードであると言えます。
特に、海外旅行傷害保険等が充実していますので、特典航空券で海外旅行に行かれる方は、ANAアメックスゴールドの方がおすすめです。
どちらのカードもお得な入会キャンペーンを実施中です。特に、3ヵ月で100万円以上利用で最大70000マイル獲得できるANAアメックスゴールドのキャンペーンは必見です!
ANA VISA/マスター ワイドゴールド カードの年会費を抑える裏ワザ!
ANA VISA /マスター ワイドゴールドカードの年会費は1万4000円+税ですが、以下の2つを設定することで次年度からの年会費を9500円+税にできます 。
- 利用明細を「WEB明細サービス」にする→1000円+税の割引
- 「マイ・ペイすリボ」を申込みして年一回以上カード利用→3500円+税の割引
合計すると4500円+消費税の割引に! ゴールドカードとしては破格の年会費といえるでしょう。
気をつけたいのが、「マイ・ペイすリボ」の設定です。
「マイ・ペイすリボ」はリボ払いの一種で、例えば毎月の支払い額を2万円に設定していて3万円分の買い物をした場合、残りの1万円+手数料(残高×15%)は翌月以降に支払うことになります。
こうなると、手数料がどんどん増えていくリスクがあり危険です!
リスクを避けるには、毎月の支払い額をクレジットカード限度額いっぱいに設定しておくのが鉄則。
例えばクレジットカード限度額が20万円なら、毎月の支払い額を20万円に設定すると、手数料の発生はゼロ。
無駄なお金を一切使わずに、年会費割引の特典が受けることができます。カードが手元に届いたら、まず毎月の支払い額=クレジットカード限度額に変更しておきましょう。
2021年2月から年会費割引のルールが変わります。年1回でも実際にリボ手数料を発生させないと次年度の年会費が割引になりません。
え!? どうすればいいの?
たとえば、毎月の限度額設定は20万円にしているとします。
そして、ある月の利用額が103,000円だったとしたら 自分で支払限度額を10万円に引き下げます。
このようにして、手数料の発生するリボ残高が3,000円の場合、次の支払日までの日数を30日とすると、リボ手数料はこうなります。
3,000 × 18.0% ÷ 365 × 30 = 44.3836 (18.0%は三井住友カードのリボ金利)
この場合、手数料は44円、これで次年度年会費を3500円も割引できます。
リボ払いの手数料は、オペレーターへ電話して繰り上げて支払うこともできます。
早く支払えば、さらに手数料が安くなりますので、試してみましょう。
初回はリボ手数料が無料になっていることもあるので、次年度年会費割引が適用になったかどうかも確認しておくと安心です。
・・・できるかな・・・
年会費を3,500円も割引できるのだから、手間を惜しまないで~!
ANA VISA/マスター ワイド ゴールドカードのマイル還元率
還元率は通常1%。現在は1000円(税込)の利用ごとに三井住友VISAカードのワールドプレゼントポイントが1ポイントたまり、1ポイント→10ANAマイルに移行という内容ですが、2020年6月からは変更され、 利用金額の合計200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。 マイル交換レートは1ポイント→2マイル。
つまり、6月以降は200円=1ポイント=2マイルということになります。
月々の端数が999円だと、1ポイントにもならなかったのが、2020年6月以降は4ポイントつくので、少し改善ということになります。
また、ANAカードの「獲得ポイント」の名称が、「ANAマイル移行可能ポイント」に変わります。ANAカードマイレージ移行コースに申し込み可能なポイント(ワールドプレゼントにおける「獲得ポイント」)の名称が、より分かりやすくなりました。
さらに還元率を上げるには、上で紹介した「マイ・ペイすリボ」の活用がカギとなります。
リボ手数料の支払いが1円でも発生した場合、通常ポイントとは別に1000円=1ポイントのボーナスポイントがもらえます。
このボーナスポイントは1ポイント→3マイルに移行可能ですので、通常ポイントと合わせるとマイル還元率は1.3%と、他を圧倒する高還元率が実現します。
注意すべきは、「ボーナスポイントをもらうには、リボ手数料を支払う必要がある」という点。
リボ手数料が発生しない月には、ボーナスポイントはもらえません。
最小限のリボ手数料でボーナスポイントがもらえるよう、毎月ギリギリの金額を計算して設定する必要があります。
マイルはたくさんためると有利な特典航空券等に交換できて、その価値も高くなります。
使い方次第では1マイル10円にも15円にもなりますが、ここでは低めに1マイル=2円として計算してみます。
その場合、カード利用額1,000円=10マイル=20円ですから、ポイント還元率は2.0%ということになります。
かなり高い数字ですよね。
カードで年間100万円使えば、割引後の年会費(9500円+税)の倍ほどのマイルを獲得できます。
ポイントをマイルへ移行する方法は2つ。
- 応募方式・・・貯めたポイントを自分の手続でマイルに移行する
- 自動方式・・・カード利用により毎月自動でマイルが貯まる
応募方式のほうがマイルをためるにはおすすめです。
応募方式は、ポイント有効期限(3年)をフル活用できます。ギリギリに移行をすれば、ポイント有効期限とマイル有効期限を併せて最大6年マイルがためられます。
他のカードに見られる、移行上限(1年で交換できるポイントの限度)がないので、有効期限まで大きくためられるのです。
自動方式の場合は手間がかからなくていいのですが、貯まったマイルについて毎月、有効期限(3年)を気にしなければなりません。
例えば、2020年1月4日にカードを利用して貯まったマイルについては、2020年1月から数えて36ヵ月後である2023年1月31日までが有効期限となります。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの旅行傷害保険は?
保険金額は海外旅行が最高5000万円、国内旅行・航空が最高5000万円。どちらも自動付帯なので、カード利用の有無にかかわらず、持っているだけで適用されます。カード会員以外も補償される家族特約が付いているのは嬉しいのですが、他のゴールドカードと比べると保険の条件があまりよくありません。
カード名 | ANA JCB ワイドゴールドカード | ワイドゴールド(VISA/マスター) | ANA アメリカンエキスプレス ゴールドカード | ANAダイナースカード |
傷害死亡・傷害後遺傷害 | 合計:1億円 自動付帯:5,000万円 利用付帯:5,000万円 | 5,000万円 | 合計:1億円 自動付帯:5,000万円 利用付帯:5,000万円 | 合計:1億円 自動付帯:5,000万円 利用付帯:5,000万円 |
傷害・疾病治療 | 300万円 | 150万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 1億円 | 3,000万円 | 4,000万円 | 1億円 |
携行品損害 | 1旅行中50万円※ (免責3,000円) | 1旅行につき50万円限度 (免責3,000円) | 1旅行中50万円※ (免責3,000円) | 1旅行につき50万円限度※ 免責なし |
救援者費用 | 400万円 | 100万円 | 合計:400万円 自動付帯:300万円 利用付帯:100万円 | 400万円 |
障害・疾病治療は150万円ですので、特に家族旅行の場合、このカード1枚だけでは心もとないですね。
会員本人については、クレジットカードに付いている保険は「傷害死亡・傷害後遺傷害」以外の項目は合算することができますので海外旅行保険の条件が良い下記の年会費無料のクレジットカードを持つことで補償金額を増やすことができます。
- 『エポスカード』|疾病(病気)保険で270万円は一般カード最高額。マイル還元率0.25%〜0.5%
- 『REX CARD』|疾病治療費用(怪我・病気)の補償額200万円は一般カード最高クラス。ポイント還元率1.25%
- 『横浜インビテーションカード』|疾病治療費用の補償額200万円は一般カード最高クラス。ショッピング保険100万円
まとめ
ANAマイラーに人気のANA VISA/マスター ワイドゴールドカード。
割引条件を満たした場合の年会費は9500円+税で、マイル移行手数料無料(マイル有効期限は3年)。トータルコストではANA VISA 一般カード(年会費2000円+消費税、マイル移行手数料6000円+消費税)とあまり差がありません。
入会・継続マイルや搭乗時のボーナスマイルが多くもらえるほか、ゴールドカードならではの特典も付くので、お得な1枚と言えるでしょう。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードには最上位カードのANA VISAプラチナプレミアムカードがあります。