三井住友カードはマイ・ぺイすリボ割引が2021年から改悪!?

 三井住友VISAカードやその提携カードはマイ・ペイすリボを登録して、年一回以上のカード利用で年会費が無料又は割引になります。

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マイ・ぺイすリボとは?

出典:三井住友カードHP

 マイ・ペイすリボとは、

毎月自分で指定した金額を支払い、指定金額を超えた額は翌月以降の支払いになるので、毎月の支払いが楽になります

という支払い方。

登録しておけば 月の支払いは自動的にリボ払いとなり、Vpassから簡単に次回のお支払い金額を増やしたり、減らしたりできます

リボ払いは借金と同じなので、

残高には手数料(利息)が発生します。

しかも年率15%!

節約派としては絶対、使いたくない制度です。

ではありますが、

マイルを貯める&節約の観点では マイぺイすリボを登録することによって 以下の2点が得られますので多くの三井住友カードホルダーが登録しているものと思われます。

  1. カード年会費の割引
  2. ワールドプレゼントのポイントが2倍にアップ(手数料発生時のみ)
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マイ・ぺイすリボ登録で年会費が割引になる特典は見逃せない

三井住友VISAカードやその提携カードは マイ・ペイすリボを登録して、年一回以上のカード利用で 年会費が以下のように無料 又は割引になるのです。

通常年会費とマイ・ぺイすリボ活用後の割引年会費

(※ 加えてWEB明細の利用で次年度の年会費がゴールドカードは1,100円(税込)、それ以外のカードは550円(税込)割引 となります)

ANA VISA/マスターカード

通常マイ・ペイすリボご登録後
ANA(一般)初年度:無料
翌年度以降:2,200円(税込)
初年度:無料
翌年度以降:1,127円(税込)
ANA VISA Suicaカード初年度:無料
翌年度以降:2,200円(税込)
初年度:無料
翌年度以降:826円(税込)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード初年度:無料
翌年度以降:2,200円(税込)
初年度:無料
翌年度以降:826円(税込)
ANA(ワイド)7,975円(税込)6,902円(税込)
ANAスーパーフライヤーズカード11,275円(税込)10,202円(税込)
ANAゴールド(ワイド)15,400円(税込)11,550円(税込)
ANAスーパーフライヤーズゴールド16,500円(税込)12,650円(税込)
ANA VISAプラチナプレミアムカード88,000円(税込)通常と同じ
学生カード在学中無料

※他にも様々な提携カードがあります。

たとえば、

持つだけでヒルトン・オナーズのステータスが保証されることで人気

こちら ↓ のカードも。

ヒルトン・オナーズVISAカード

通常マイ・ペイすリボご登録後
ヒルトン・オナーズVISAクラシックカード3,225円(税込)2,125円(税込)
ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード14,150円(税込)8,650円(税込)
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード67,500円(税込)通常と同じ

2020年現在は、

マイ・ぺイすリボ設定するだけ(=手数料発生なし)

で割引OKでした。

マイ・ペイすリボを設定して 毎月の支払額をクレジットカード限度額まで引き上げておけば 全額支払いが完了し、手数料(利子)が発生することはありません。

あとは年一回カード利用するだけで年会費無料や割引の恩恵を受けることが可能♪

が、しかし

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マイぺいすリボ登録だけでは割引対象外に!年一回以上の手数料発生が利用条件となる!

2021年2月の年会費から制度が変わります

これまでは、マイ・ペイすリボに設定し、年1回支払いがあれば年会費の割引が適用されました。

2021年2月からは、リボ手数料を年1回以上発生させることが条件になります。

今回の改定の対象とならないカードもあります

※Amazon Mastercardゴールド、京王パスポートVISAゴールドカードは、本改定の対象となりません。(従来の「マイ・ペイすリボ」年会費優遇特典条件に変更なし。)

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マイぺいすリボ割引対象の準備は2020年内から必要

新しい規定は2021年2月の年会費支払いから適用されます

カードの年会費支払いは、お手持ちのカード有効期限月の約2ヶ月後です。

例えば、支払日が毎月10日の人で、カードの有効期限が12月の人は2月10日が年会費の支払い日。そのため、2020年2月10日~2021年1月10日までに1回以上リボ手数料を払わないと、2021年の年会費の割引が対象外となります。

年会費請求が2021年2月10日(水)の場合
2020年1月16日(木)~2021年1月15日間の臨時返済時にリボ払い手数料のお支払いがあれば対象
年会費請求が2021年2月26日(金)の場合
2020年2月1日(土)~2021年1月末日間の臨時返済時にリボ払い手数料のお支払いがあれば対象

年会費の支払い月の確認は年会費お支払い月・適用期間早見表

ですので、2020年の内から対策しないと 来年度は年会費の割引がうけられないことに!

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WEB明細利用割引は継続

WEB明細のご利用で次年度年会費がゴールドカードは1,100円(税込)、それ以外のカードは550円(税込)割引になります(カード年会費が上記割引額に満たない場合は無料)。

ただし、1年間で6回以上明細が出ていない場合は割引の対象外となるので、1カ月に1回以上は必ず利用しなければならない(そのため、最初の年会費引き落とし時は1,000円の割引は適用されません。こちらの割引制度が適用になるのは翌年度からです)。

メインカード利用していない場合は、毎月の固定費の支払いに充てておくといいですね。

三井住友のプロパーカード(提携カードは対象外)に限り、前年度のカード利用額に応じて年会費が割引になる特典もありますが、利用額が100万~や300万~とかなり高額な設定です。メインカード使いしている場合は恩恵が受けられるかもしれません。

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なるべく支払いを少なく支払うには

年に1度、リボ手数料を発生させれば、これまで通り年会費が割引にすることができますので、

手数料を発生させて支払いが確認できたらすぐに全額繰り上げ返済を行います

その後、毎月の支払額を限度額まで引き上げておけば、最小限の手数料で年会費優遇を受けることができるでしょう。

利用額よりも かなり少ない元金設定をしてしまうと 利息額が高くなるので(年利15% の日割り計算)、手数料を発生させたい月はVpassをにらみつつ、手数料発生後はコールセンターへ確認をとって忘れずに早期全額返済を完了する、など一年に一回の支払額調整は必須となります。

これを毎年忘れずにやる必要がありますし、うっかり全額返済を忘れると、もしかしたら年会費優遇以上の手数料を払うことになるかもしれません・・・。

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マイぺいすリボ注意点

mamanoe
mamanoe

注意すべきは2つです!

カード年会費はマイぺいすリボ対象外であること

②支払い金額確定後に金額の変更を受付できない金融機関があること

その1.カード年会費はマイぺいすリボ支払いの対象外です。カード年会費額を含めてリボ払いの金額を設定すると、全額支払いになってしまって手数料が発生しないことがあります。

年会費が引き落とされる月は注意しないといけません。

その2.三井住友カードの支払日(引き落とし日)は基本的には翌月の10日ですが、26日に変更することもできます。 ご自身の給料日に合わせて支払日を変更するのも良いですね。 ただし変更できない金融機関もあります。

三井住友カードの支払日は2パターン

締め日が毎月15日⇒支払日は翌月の10日

締め日が前月末日⇒支払日は26日

申込み締切日は引き落とし金融機関によって異なり、支払い金額が確定後、金額の変更を受付できない金融機関もあります。 そうなると「Vpassで利用状況を確認&支払額を予測」して支払額を決定するか、後からWebサイトで臨時支払いを追加してATMや銀行振り込みをすることになります。

締め日・引き落とし日の変更はVpassログインで変更できます

一部金融機関は変更不可となります、三井住友カード公式HP金融機関一覧をご確認ください

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まとめ

三井住友カードの改悪に伴って 特に影響を大きく受けるのは「三井住友ゴールドカード」や「ANA VISA/MASTER ワイドゴールドカード」、「ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード」。

年に一回、マイ・ペイすリボ手数料を発生させることを しっかり管理できる自信があるかどうか、そして 自分にとって、年会費以上の手数料を払うリスクを負ってでも継続する価値のあるカードであるかどうか が判断の分かれ道となりますね。

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