
アメリカン・エクスプレスの明細書(紙・PDF)の読み方は、他のカードの明細書と比べて少々分かりにくい・・・と思うのです。加えて、直近のカード利用金額を見られるスマホ・アプリは、一期間先の予定締め日金額の確認や 各月の明細書(過去6ヶ月分まで)のダウンロードができるなど とても便利なのですが、表示されている内容は不確定なので注意が必要です。
アプリ明細の見方と注意点
アプリ画面で表示されるのは、まだ確定していない現在進行形の予定金額なので「A:今回締め日金額」となっていますが、締め日後に確認できるPDFや紙の明細書では この金額が「A:前回締め日金額」と表示されます。

アメックスのカードを作ると、自動的にオンラインサービスで明細を見る形になります(紙の郵送に切り替えたり、紙と同じ内容をPDFで見ることもできます。)アメックス公式HPからアプリをダウンロードすることで楽に明細を確認できるようになります。ただ、確定済みの明細書についてはアプリでPDFファイルをダウンロードして確認すれば問題ないのですが、トップ画面に表示されている新規利用金額を見る時には注意が必要です。
アプリにトップ表示されている新規利用金額を見る時の注意点
返金等によるマイナス利用があった場合には、すぐには反映されない。
アプリで現在進行形の利用金額を確認することはできますが、オンタイムですべての支払いやキャンセル(返金)が確認できるわけではありません。 返金した内容がアプリに反映されるまでには1~3週間程度かかります。
一部の請求代金は表示されない場合がある。
各種公共料金や引き落としの一部の請求代金等は反映されるのが遅く、確定したPDF明細書を見るまで確認することができないことも多いです。
確定前の利用状況である。
アプリのトップ画面で掲載されている情報は一期間先の予定金額で、カード会員規約で定める正式な「利用代金明細書」とは異なります
正確な引き落とし代金は、締め日の後に発行されるPDFや紙の明細書に表示された金額となります。
ですので、アプリで現在の正確な利用状況を知ることができるわけではありません。
特に年末年始やGWなど大型連休をはさむタイミングでは反映が遅くなることがあるようです。
確かな引き落とし額がわかるのはいつ?

締め日の翌日辺りに「ご請求金額確定のご案内」というメールが入ります。 また、登録しておくと、口座の振替金額と振替日を、振替日の2 – 5日前にEメールでお知らせしてくれる便利なサービスがあります。
上記のEの部分が引き落とし金額です。
PDFを開いて下の方までスクロールしていくと 引き落としされる口座やカード入会日などの情報も記載されています。
なお、すべて一括払いをしている場合は常にD = Eとなりますが、リボ払いを利用していたり、支払い時期が2ヶ月以上先になるような契約をしている場合は、DとEが異なるものと思われます。
上記のPDFが発行された後にキャッシュバック等が処理された場合には、引き落とし額が 後になって減ることもあり、その時はメールで連絡されます。
アメックスの利用代金明細書の読み方
他のカードの利用代金明細書では、使った内容、合計金額、引き落とし金額などが書かれているだけなので単純明快なのですが、アメックスの場合は「締め日金額」などが書かれており、

???
慣れるまで時間がかかります
・・・ですが、のんびり時間をかけてはいられない時があるのです。
例えば、
決まった期間内に一定額のショッピング決済をすることで達成できるキャンペーンがあるとき!
特にアメックスでは入会キャンペーンでポイント付与されることが多いので、明細書の読み方がわかりづらいくてポイント逃したー!!・・・ということがあっては困りますよね。
実は私、逃しましたけど。
キャンペーン期間中にいくら決済したのか、キャンペーンが適応になるのか、などを確実に知りたいならAMEXに電話して確認するのが最も間違いない方法です。
さて、下記↓ は アメックスの明細書の例です。

他のカードでは「C:新規ご利用金額」と「E:今回ご請求額」くらいしか表記されていないですが、アメックスの明細には「A:前回締め日金額」、「B:お支払い/ご入金、調整金額」、「D:今回締め日金額」が載っています。
A:前回締め日金額
前月の締め日時点の利用残高=まだアメックス側に支払っておらず、締め日以降に引き落とされる金額
B:お支払い/ご入金・調整金額
前回の締め日の後に実際に引き落とされた金額+返金やキャッシュバックキャンペーンなどによるマイナスの利用
C::新規ご利用金額
前回の締め日から今回の締め日までの間に新たに利用した金額の合計(返金などによるマイナスの利用はBに入るので、ここには含まれません)
D:今回締め日金額
今月の締め日時点の利用残高(D = A – B + C)
E:今回ご請求額
直近の支払日で引き落とされる金額
毎月の締め日時点での利用代金を計算し、それとは別に、実際に請求する金額を表記しているのです。
途中に行ったキャンセル案件などは見つけやすいのかなとは思いますが、前回の引き落としがマイナス表記されているのは、いつまでたっても慣れないです。
こちらの表記方法が 親切なのか不親切なのかよくわかりません・・・。
締め日・支払日は変更可能
アメックスでは締め日と支払日の組み合わせは3パターンがあり、 引き落としに利用する金融機関により異なります。 最も多いのは19日締め、翌月10日支払い日というケースです。
Webサイトのマイページや、メンバーシップ・サービスセンターへ電話すれば多くの場合、変更が可能ですが 引き落とし日の集計時間が一時的に変わるなど注意も必要です。
アメックスの締め日と支払い日の3パターン
締め日 | 支払日 |
---|---|
19日前後 | 翌月10日 |
3日前後 | 毎月21日 |
7日前後 | 毎月26日 |
電話で締め日・支払い日の確認や変更を依頼したいときの電話番号(メンバーシップ・サービスセンターの電話番号はカードの裏面に記載されています。)
カード名 | 電話番号 |
---|---|
アメックスグリーン アメックススカイトラベラー デルタアメックス ペルソナSTACIAアメックス | 0120-020120 |
アメックスゴールド アメックススカイトラベラープレミア デルタアメックスゴールド SPGアメックス | 0120-010120 |
ANAアメックス | 0120-965877 |
ANAアメックスゴールド | 0120-958677 |
締め日と支払い日の変更を行ったことで、集計時間が一時的に変わると「来月請求される分だと思ってカードを使ったのに、今月請求されてしまった」といった勘違いが起きる可能性がありますので、対応できるよう準備しておきましょう。
まとめ
アメックスの利用代金明細書は、他のクレジットカードの明細書に比べて 少々分かりにくいかと思いますが、アプリを入れることによって手軽に現在の利用状況が確認できたり、登録しておくことで 口座振替金額と口座振替日を、口座振替日の2-5日前にお知らせしてくれたり、と 便利なサービスがたくさんありますので 引き落としまでの流れを把握して 計画的に利用したいですね。