北の庭にはどんな植物が向く?我が家の北西日陰で育つプランツたち

家の北側は陽が当たりにくく、冬の寒さも厳しいので植物が育ちにくいですよね。

私も何度か失敗しつつ、日陰でも育つ植物を見つけました。

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ソヨゴ

基本的には日向向きなのですが、日陰でも葉の美しさを損なうことなく育ちます。

秋につける赤い実がチャーミング♪

ソヨゴには雌雄がありますが、赤い実をつけるのは雌木です。

雌雄両方の木が近くにあった方がよく実成します

また、ソヨゴの木には大きく分けて「葉性」が3種類あるのですが、冬でもあまり葉を落とさず病気にも強い「3」のタイプが人気ですので購入の際は確認してみることをおすすめします。

ソヨゴ「葉性」の見分け方

  1. 葉の両端を見ると波がほとんどない、葉が少なめで幹が太い(冬は多くの葉を落とす)
  2. 葉が小さめで、両端の波も細かい。葉の付け根が赤みがかっている(冬は黄変するものが多い)
  3. 葉の波が緩やかにあり青々として剛健(冬もあまり葉を落とさない)

丈夫な木材としてそろばんの球や鍋の柄などにも使われる木です。

ソヨゴは生育が緩やかで剪定の必要などもありませんので、樹形の整った大きめの木を購入した方がイメージ通りになります。

(↓画像をclickすると、現物を選んで購入可能なグリーングリーンHPへ飛びます)

ソヨゴの基本データ

  • 科名と属名 モチノキ科・モチノキ属
  • 学名 Ilex pedunculosa
  • 常緑広葉樹 小高木
  • 原産地 日本
  • 別名 フクラシバ、ソヨギ、フクラモチ
  • 用途 シンボルツリー 目隠し用 
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ギンモクセイ

銀木犀ってご存じですか?

金木犀は秋にオレンジの小さな花を咲かせ良い香りを漂わせてくれますね、あの金木犀の基本種が銀木犀、金木犀は銀木犀の変種なのだそうです。

銀木犀は春と秋に白い小さな花を咲かせます。

金木犀のように強い香りは放ちませんが、傍に寄るとほのかに良い香りを楽しませてくれます。

1年に30㎝ほど伸び、3~5m位まで成長するので2~3年ごとに△の形になるように剪定をしてあげるとよいです。

園芸分類:銀木犀(ギンモクセイ)
草丈・樹高:3~5m
英名: Silver Osmanthus,fragrant olive
学名: Osmanthus fragrans
耐陰性:強い
花色:
開花時期:四季咲き(特に9~10月)
原産地:中国

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アナベル

アナベルはライムグリーンから純白(ピンクもあります)へと花色が変わり梅雨前から夏が終わるまで長く楽しめる紫陽花です。

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マホニア コンフューサ「青流」

マホニアコンフューサ(ナリヒラヒイラギナンテン)の細葉選抜種です。

中でも本種の「青流せいりゅう」は細く繊細な常緑葉が涼しげで和モダンな雰囲気を演出します。

晩秋に黄色い花を咲かせ、和洋どちらにも合うので重宝します。

(↓の画像clickで「青流」が購入できる千草園芸HPへ飛びます)

学 名:Mahonia confusa ‘Seiryu’
科名等:メギ科 耐寒性常緑樹
花 期:秋
耐寒性:ー0.5℃
草 丈:1~1.5m程度

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ツルニチニチソウ

葉に斑の入る品種がガーデニング素材として親しまれています。

耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れ、一年を通して観賞できます。

生育が旺盛なので適宜剪定することが必要です。

日陰でもしっかり育つグランドカバー用の植物は強健で、場合によってはマメに剪定してあげたりしないとその繁殖力に嫌気がさす場合もありますのでご注意くださいね(;^ω^)

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アジュガ

アジュガは耐陰性のある常緑多年草なので、シェードガーデン(日陰の庭)のグランドカバーにぴったり。

春(4~5月)には美しい薄紫の花を咲かせます。

子株のついたランナーを旺盛に伸ばしていくので、「これ以上は増えないで~」という時には適宜ランナーを切ってあげます。

アジュガは多くの品種がありますのでお気に入りの種類を見つけましょう。

たとえば、

アジュガマホガニーは丸い葉がかわいらしく、ダーク系で落ち着いた色合いです。

アジュガチョコレートチップは細い葉形がオリエンタルで、一枚一枚が薄い黄色から緑、黒と異なります。

園芸分類:草花
草丈・樹高:30㎝程度
耐寒性:強い
耐暑性:やや弱い
耐陰性:強い
花色:紫系濃淡、ピンクなど
開花時期:4~5月頃

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オタフクナンテン

「難を転じる」という意味合いもある南天のうちでもオタフクナンテンはせいぜい膝くらいまでの草丈で、寒くなると真っ赤に紅葉する常緑樹です。

我が家では鬼門とされる北東に彩りを添えてくれています。

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まとめ

以上が我が家の北側ですくすくと育っている植物です。

中には、基本的には日向向きの植物もありますが関東以南でしたら大丈夫でしょう。

失敗もたくさんありますが、お気に入りの植物に囲まれて四季を感じられるのは嬉しいことです。

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