注文住宅で漆喰をDIYしました

出典:ナチュラワイズ

その自然素材の風合い、

湿気の調整、消臭、抗菌、防カビ作用などなど

漆喰の壁にあこがれておりました。

漆喰が標準施工となっている工務店さんもありますが そこまでの優先事項でもなかったし、家への愛着を増すために自分で塗りたい気持ちが強かったので、 玄関・寝室・和室など一部の塗りやすい壁を施主施工しようと考えていました。

スポンサーリンク

注文住宅で漆喰をDIYしたいなら早めにHMに伝えておく

契約前にハウスメーカーとの打ち合わせにて

mamanoe
mamanoe

一部の壁を漆喰か珪藻土にしたいのですが

DIYできますか?

と提案してみると

S社担当さん
S社担当さん

DIYなさる場合は、石膏ボードのまま お引き渡しさせていただきます。

我が社でも漆喰はできますので、お見積りいたしますね

施主施工が認められていないハウスメーカーもあるなか、S社はOKなので良かった♪

スポンサーリンク

ハウスメーカーの漆喰オプションは高い~!

後日、見積もりを見てみると、なんと施工費80~100万!

そっと、見積書を閉じましたわよ・・・。

でも、DIYした時にかかる費用もイマイチわからない・・・。

どのくらいかかるんだろ?

漆喰ってどこで買えるんだろ?

もともと自分で塗りたい気持ちが大きかったので、調べ始めることに。

スポンサーリンク

漆喰DIYを考えるならまずお試しを

漆喰の種類もいろいろあるんですわ

自然素材100%でないものもあるし、下地のいるものいらないもの、価格もいろいろ・・・

そういった材料やメーカーの違いなどの情報はいくらでも手に入るのですが、実際にDIYできるのかどうかとなると・・・

漆喰の質感、扱いやすさ、色合い、風合い そういった感覚は扱ってみないとわかりません。

こちとら全くのビギナー

養生の仕方もわからない状態。

自分で塗れるのかどうかも わからなかったので まずはお試しできる所を探しました。

万一、このお試しで、どうしてもうまく漆喰がすくえなかったり、どこか身体に痛みがでてしまったり、やっているのが苦痛に感じそうだと思ったらDIYはやめておいたほうがいいかもしれません。

スポンサーリンク

LOHAS WALLで塗り壁体験

まずは、新宿のLOHAS WALLで初の塗り体験。

LOHAS WALLの漆喰はずっしりと重く、重厚感がありました。

様々な色を作ることもできまして、カラーチャートの見本無料で送ってくれますが

我が家の場合は とりあえず「白」。

LOHAS WALLの白は「ミルクホワイト」や「アイボリー」がありますが、真っ白というよりも、すこし落ち着いた「白」で、よく陽の当たるような壁(部屋)には漆喰ならではの石のような重厚感と陰影が出て より映えるのではないかと思います。

LOHAS WALLの漆喰は、予め 練った状態の漆喰が届くので 攪拌したりする必要がありません。

また、ビニールクロス・石膏ボード・砂壁・京壁・じゅらく壁・繊維壁・土壁・モルタルなどに直接塗ることができます

対応エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・岡山近県)内であればメーカー施工依頼できますが、「DIYする時にちょっとサポートをお願いする」ということは難しいようでした。

スポンサーリンク

ナチュラワイズで塗り壁体験

葛飾区にあるナチュラワイズ(八幡工業)で塗り体験。

一組4人まで3000円で受け付けてくれます。

こちらの漆喰は「カルクウォール」。

スイス製の輝くような白い漆喰です。

もちろん天然成分100%の本漆喰

地中海の白い壁のようなイメージ。

大きなバケツの蓋を取ったら、沈殿している漆喰を攪拌する必要あり。

上手く練った漆喰はクリーミーでやわらかく、伸びやすい。

八幡工業でカルクウォールを購入すれば、DIYのサポートをしてくれるという嬉しいサービスがあります。

スポンサーリンク

八幡工業さんにカルクウォールDIYサポートを依頼

できれば、陽のよく入る2階は重厚感のあるLOHAS WALLの漆喰を、そして1階部分は輝くような白さのカルクウォールを使いたかったのですが、統一した方が何かと勝手が良いですよね。

結果、DIYサポートが充実している八幡工業さんでカルクウォールを購入することにしました。

スポンサーリンク

漆喰をDIYする場合とメーカー施工を依頼した場合のコスト差は?

我が家の場合、

漆喰をDIYした部分は

主寝室(天井高)
玄関ホール
和室
LDの一部

約50㎡

ミネラル下地材(15㎏)1缶=19,000円
スイス漆喰カルクウォール0.5㎜(25㎏)7缶×18,000=126,000円 
便利な養生セット2セット×3,000円=6,000円 
床養生用ブルーロールシート1本1,500円

1日(8時間コース)現場出張DIYサポート2回×25,000円=50,000円 
①※攪拌機貸出1台×5,000円(1か月) 
②※鏝道具、足場台、ローラー用具セット、貸出1セット×10,000円(1か月)
①②※はサービス

合計:218,000円(税込)

上記を八幡工業さんにメーカー施工依頼した場合は約40万円とのことでした(2015年当時)。

で、ハウスメーカー依頼の場合は80~100万です。

スポンサーリンク

漆喰をDIYするのに適した季節は?

なるべく風通しを良くして、乾燥しやすい状態になっていることがベストと考えると過ごしやすい季節。

4~6月

または

10~11月

が良きです。

我が家は、3月に新居へ引っ越したので5月中旬スタート6月上旬終了のスケジュールで組みました。

漆喰DIY完成までは場所により、石膏ボード剥き出しの新居生活ですし、施工完了するまでは施工予定場所に大きな家具も入れられませんし、また漆喰DIY作業中は場所によりブルーシートと養生で「まさに工事中!」みたいな環境でした💦

やっている本人は楽しいので全く気になりませんでしたが、同じく楽しんでくれた家族に感謝です!

スポンサーリンク

DIY漆喰をやってみた感想

最初はさすがに緊張しますが、すぐに慣れました♪

家族を送り出した後に取り掛かり、帰宅するまでの1日5~6時間ペースで50㎡を25日間。

塗っている間は本当に楽しい!

日曜日は家族四人で塗り壁したりして、よい思い出にもなりました。

すべて一人では難しかったと思いますが

八幡工業では、サポートをお願いすれば、初日にすべての材料を届けてくれて 養生の仕方や 攪拌機の扱い方、鏝の使い方、塗り方、片付け方まで教えてもらえますし、一人で作業している間に 難しくて上手く行かなかったところ、塗れなかったところも最終日の出張サポートで一気に手直ししてくれたり手伝ってくれたりするので安心!

漆喰壁は粉が落ちてきたりケアが心配という話も聞きますが、塗り終わって初めの頃は確かに粉が落ちていたりしますが漆喰はだんだんと石化して硬くなっていくので4年経った今は落ちてくることはほぼありません。

衣服やカバンがこすれると白い粉がつくことはあります。

スポンサーリンク

まとめ

漆喰DIYをしてみたいなら、まずは体験をおすすめ!

THE初心者の方でも、大丈夫

用具から養生の仕方、塗り方までしっかり教えてくれる業者から購入すると サポート体制も整っていて安心です♪

タイトルとURLをコピーしました