注文住宅の工法・構造や耐震どこまでこだわる?

 初めは住宅展示場の見た目にうっとりしながら楽しく巡っているのですが、各ハウスメーカーで話を聞いているうちに、次は建物の工法や耐震などの性能が気になってきます。

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注文住宅の構造・工法ってなに?

要は木造か鉄骨造か、です

鉄骨造なら、鉄骨住宅とかラーメン構造(この名前、どうしても食べる方のラーメンをイメージしちゃうんですけど)。

木造はハウスメーカーによって様々な独自の工法を開発しているので素人から見ると似たような仕組みも多いのですが、付けられている名前がすべて異なっています。

ツーバイフォー、木造軸組工法、ビッグフレーム構法、シャーウッド構法、パネル工法、etc.です。

工法・構造は比較的わかりやすいですね。

mamanoe
mamanoe

私も一時は、かなーり詳しくなりました
そして混乱しました (;^ω^) 。

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大手HMは独自の構造・工法を研究開発している

 この構法に膨大な研究開発費を投じているのがハウスメーカーのプライドでもあるので「こちらのハウスメーカーの構造は?」なんてうっかり聞いちゃった時には延々1時間以上にわたる講義が始まります。

そしてタイミングが合うと

営業マン
営業マン

来週、構造説明会があるのでよかったらぜひどうぞ!

と案内され、休日を潰して「新築完成内覧会&構造説明会」の御一行バスに乗って行くことになります。

興味がある時って「行かねばならぬ✊」ような気持ちになっちゃうんですよね。

時間がある人なら凝りに凝った他人様の新築豪邸を内覧させてもらえるし、おみやげなどもいただいちゃって楽しい行楽にもなるのでおすすめです。我が家の場合は、パパが休日出勤の日だったので、小学3年生の息子と参加しました。楽しかったです♪

その構造見学会ではいかにそのハウスメーカーの外壁や構法が頑丈で素晴らしいかを実演するコーナーもあり、参加者みんなで「おー!」と感心していました。拍手までしちゃったりして♪

外壁にも強度があって「他社の外壁」を地面において鉄球を落とすと いとも簡単にに割れてしまうのですが、「自社の外壁」に落としてもびくともしないという・・・。

長く、もしかしたら一生住む家ですから、そりゃ強い方が良いですよね。

「他社の壁」だと車が突っ込んできたら壁に穴があくけど、「自社の壁」なら車がぶつかっても崩れない!なーんて聞いちゃったら、ぐらりと心傾くものです。

そうやって比べていくと、「もっと強く!もっと!」という気分になってきて、「家は家族を守るもの!」「一番頑強な家を建てるハウスメーカーは・・・」なんてどんどんエスカレートして調べたくなっちゃうんですが。

調べ尽くして、ちょっと冷静になると思うのです。

「そこまで こだわることないんじゃない?」って。

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ほとんどの大手HMは耐震等級3をクリア

そもそも日本の住宅性能表示制度では、耐震等級3が最高ランクですが、ほとんどのハウスメーカーでは、優にそれを超える耐震性のある家を提供しています。

耐震等級があるとすれば5級くらいになるでしょうか。

充分ではありませんか?

ですので、大手ハウスメーカーを選ぶなら、強度や耐震性の点ではどこでも心配は要らないのだろうと判断して 私は「構造・耐震迷路」から脱出しました (;^_^A。

もし、工務店や設計事務所でちょっと変わった形の家を建てる時は、強度や耐震性がどの程度の基準をクリアしているのか確認したり、第三者に診断してもらったりする必要があるかもしれません。

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梁や壁のない広い空間が欲しいなら選ぶ構法がある

 一般的な木造工法の多くは、家の強度を維持するために梁が出たり、外せない壁が出てきたりします。もし「大きく窓を取りたい」「壁のない広い空間を作りたい」という絶対の希望があるなら、鉄骨造を選ぶか、木造でも特別な構法を持っているハウスメーカーを選ぶ必要があります。

その場合、費用は通常の木造工法の見積もりよりも高くなります。

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まとめ

 「家を建てる」と言って我が家を見に来る方たちの中にも「耐震性や構造が気になる」という方がいらっしゃいます。私もそうでしたから「わかります わかります♪」と盛り上がります。「悔いのない家造り」の過程で必ず通る道なので、自分が納得するまで情報収集することが大切です。

ですが住宅業界にいる知人も「やりすぎなんですけどね。他社との区別化をしやすいところなのでそこに研究開発費をかけるんです」と言っていました。お金のある大手HMじゃないとできないことですものね。

自分たちの考えや 建てる土地の環境にとって、どの程度の住宅性能がクリアラインなのか とか、実現したい間取りに勧められている構法が絶対に欠かせないのか、などを検討して その優先順位と予算から合うものを選んでいきました。

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