バンコクには1度は泊まってみたい5つ星ホテルはもちろん、リーズナブルで良いホテルもたくさんあります。
どこに重きを置いて選ぶかは旅のスケジュールによりますが、今回の私たちはチェンマイへ行く前のトランジットとしての一泊のみ(スワンナプーム空港に15時過ぎに到着、翌日17時の便でチェンマイへ飛びます)。
その間に、お目当てのレストランにも行って、ムエタイも見て、王宮周辺にも行きたいし、マッサージも受けたい、と詰め込む我が家。
ホテルにいる時間はほぼ寝るだけになりそう・・・。
Centre Point Hotel Silom River View はそんな時にもおすすめできるホテル。
センターポイントホテルシーロムはどんなホテル?
センターポイントは小旅行やビジネス出張者向けのホテルグループで、バンコク市内には、プラトゥーナム、シーロム、チットロム、スクンビットソイ10 、とパタヤの5ヶ所にあります。
チャオプラヤー川の近くにあるセンターポイントホテルシーロム高層階のリバーサイドルームからは、その豊かな川を眺めることができ、また目の前を通るチャルンクルン通りは市内に初めてできた西洋式の大通りで、たくさんの店が軒を連ねています。
何といっても、とにかく利便性のよいホテル!
BTSのSaphan Taksin駅から徒歩3分と電車移動も便利。
水上ボート利用の拠点Sathon Pierからも徒歩5分なので、夜はふらっと無料シャトルボートに乗ってAsiatiqueへ行くこともできるし、朝も起きたらさっと船に乗って王宮方面へ行ける。
バンコク中心部の繁華街からは少し離れていますが、チャオプラヤ川に沿ったエリアでローカル感も味わうことができます。
近くにはMandarinOrientalBangkokやシャングリラなどの5つ星ホテルがあるので、レストランや有名スパを訪れるものいいかもしれません。
ホテルはロビンソンデパートと直結なので何か足りないものがあればすぐ買いに行けますし、両替もできるし、時計の電池交換までできる!(交換代は日本でするのとあまり変わりません)。マック、スタバ、セブンイレブンもあります。地下のスーパーマーケットTOPSで地元の生鮮食料品を眺めるだけでも楽しい~。
ロビンソンデパートが大きいので、Grabでタクシーを呼ぶときも目印になります。もちろんホテルから出発するときには親切なドアボーイがちゃんと配車してくれます。ホテルスタッフの対応はすごーく洗練された感じではないのですが、 ドアボーイやセキュリティスタッフがいつも笑顔で親しみがもてます。
センターポイントホテルシーロム⇔空港への移動方法
電車
すごく重かったり、大きい荷物がないのなら電車移動が最も楽です。
我が家は海外旅行でも手荷物だけのことが多いので、当然電車。
スワンナプーム空港地下が始発のエアポートレイルリンク(ARL)に乗って終点PhayaThaiでBTS Sukhumvit線に乗り換え。
SiamでBTS Silom線に乗り換えてSaphanTaksin下車。
およそ1時間、100バーツ@1人程度の電車賃です。
乗車券はBTSの自動改札機は硬貨のみ、硬貨がなければ改札横の窓口で買えます。
タクシー
大きなスーツケースが複数あったり、電車が通っていない時間の移動ならタクシーを。
スワンナプーム空港1階の4番出口と7番出口を出てすぐ、タクシー乗り場があります。
タクシーでバンコク市内までは300バーツ程度、センターポイントホテルシーロムまでは高速代も含めて500バーツ程度です。 高速に乗る時に「40バーツ!(高速代)」と手を出されるので渡してあげてください。高速代は距離により変わります。
ホテル予約サイトで部屋を予約確定した後、ネットで提案される空港送迎サービスを依頼すると1500バーツ(!)とか結構高い!到着後、空港でタクシーをひろった方が安いです。空港送迎サービスを利用した方が良いのは女性一人で深夜着(エアポートレイルリンク終電後)となるようなとき。深夜に女性一人で流しのタクシーを利用することは絶対に避けた方がよいです。
センターポイントホテルシーロムは高速の乗降口がすぐ近くですが、それでも渋滞時には2時間半かかることもあります。
空港から市内までの時間は通常1時間〜1時間30分程度ですがバンコクはいつも渋滞しているイメージです。想定時間+30分~1時間は多くかかると思いましょう。
センターポイントはホテルグループでバンコク市内にホテルが5か所あります。ホテル名が伝わりにくいこともあるのでホテルの予約バウチャー等(住所・電話番号が記載されているもの。英語とタイ語の両方表記有りならなお安心)は必ず持っておきましょう。
タクシー利用時の注意点
- 有料道路を使用する場合は乗客負担。
- メーターが始動しているか確認
- 降車時、運転手に空港使用料50バーツを別途支払う必要がある。
- タクシーメーターの初乗りは35バーツからスタートする。
- 女性は深夜に一人でタクシーに乗らないこと。
その他(路線バス、ロットゥー)
他には路線バスとロットゥーという方法があり、料金は最も抑えることができますが、乗り方がややこしい上にローカルな場所に停車する為、チャレンジャーや上級者でない限り電車かタクシー利用がよいです。
センターポイントホテルシーロムのファミリースイートは90㎡の広さ!
様々なタイプの部屋がありますが、ファミリースイートは90㎡でキッチン、ダイニングと続きのリビングにシングルサイズベッドが2台、もう一つの部屋にキングサイズベッドが1台あります。収納棚もたくさんあり、たった1泊の我々には使いきれず・・・長期滞在もできる高級コンドミニアムといった感じ。
乾燥機付き洗濯機が置いてあったのが嬉しいポイント!洗剤もついていました、毎日補充されるようです。洗濯機は外国製で使用方法を説明した紙を見ながら・・・しばし使い方に苦慮しますが何とかなります。洗濯にも乾燥にも数時間かかりましたが旅行中に衣服を洗濯、乾燥までできるのは本当に助かります。この洗濯機は部屋により付いている部屋と付いていない部屋があるので「必須!」と思うならリクエストを入れた方がいいかも。
バスルームも8畳くらいの広さがありました。洗面台、トイレ、バスタブとシャワー室が分かれています。
フロントロビーにはコーヒーマシンがありましたが時間がなく使いませんでした。また、ホテル予約サイトのクチコミで「カードキーで、ロビー奥にある自販機から3ポイント分(コーラやカップラーメンなど)もらえます」とありましたが、こちらも確認する時間もなく・・・とにかくスケジュールがタイトで・・・。
センターポイントホテルシーロム周辺のレストラン。部屋で自炊もできる!
直結のロビンソンデパート3階のフードコートで1食50バーツほどで美味しいタイフードが気軽に食べれますし、地下のスーパーで新鮮なフルーツを買って部屋で食べることもできます。ナイフ、お皿、レンジ、トースター、ポット、コイルコンロもキッチンにあるので、長期滞在にもぴったり。
朝食は付けなくても、Charoen Krung Rd.が通るこの辺りは ローストダックや麺ものが有名な「Prachak Roasted Duck」や、お粥専門店「 Jok Prince」 など、地元の人気店が多い地域なので散歩しながら楽しむのもあり!
どちらもホテルから2~300m以内の所にありますが道路を渡るのにコツがいる!バンコクって人より車が優先なんですよね・・・待てども待てども、まず止まってくれません・・・。
コツは渡りそうな地元の人にぴったりくっついて強行突破!慣れるまではこれしかないです。
プラチャックローストダックに朝9:30頃行ってみたのですが、「ダックが売り切れ」とのことで残念ながら食べられませんでした。夜20時以降や朝早くは売り切れのことも多いそうなのでご注意を。
センターポイントホテルシーロムに実際に泊まってみた感想
スタッフも親切で、館内は清潔にしてありますが、部屋も建物も多少古さは感じます(ドアロック(手動)をするのに建て付けがわるくちょっと手間取ったり)。
大きなホテルなので部屋には多少の当たり外れがあるかも。今回は「静かな部屋」と「良い景色」をリクエストしておいたのですが、低層階の離れのような部屋で少し期待はずれ・・・。でも他の部屋の物音や外の騒音などはいっさいなく、乾燥機付き洗濯機がある広い部屋だったので「静か」というリクエストと子連れ旅であることを優先されたのかな・・・。今回はホントに短い滞在時間だったので良しとしますが、次に泊まるなら「リバーサイドビュー、高層階指定」します!
たった一泊で王宮にもアジアティークにも行きたい欲張り家族には最高の立地で大満足でした!すぐ近くの船着場からボートに乗り、気持ち良い風に当たりながら、ワット・アルン、ワット・ポー、王宮、ヤワラー、カオサンやアジアティークへアクセスできます。
全室禁煙のホテルで、到着時にフロントで「タバコを吸わない旨の誓約書にサインをしてください」と言われデポジットとして1000バーツをクレジットカードで切ります(これはデポジットなのでチェックアウト時に問題なければカード請求を目の前で破ってキャンセルされます)。そんなに違反する客が多いのかしら・・・と心配になりましたが、同ホテルグループで「100%禁煙ルーム」を最初に導入しサービス水準の向上に取り組んでいるのだそう。
抑えた価格で家族4人が同じ部屋に泊まれる非常に有り難いホテル!
年末に90㎡という広さの部屋で1室20716円(サービス料、税込み)だもの!
高層階のチャオプラヤ川が見下ろせる部屋をリクエストすれば、もっとゆっくり滞在して隣接デパートで買い込んだ食材を冷蔵庫に詰め込んで暮らすように過ごすのもありです。