セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行しているプラチナカード、そのコストパフォーマンスの高さが人気です。
セゾンプラチナ・ビジネスの基本情報
カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード |
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国際ブランド | AMEX |
入会資格 | 個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く) |
申込み方法 | Web申込み |
年会費 | 22,000円(税込)年間200万利用で次年度は11,000円(税込)へ優遇 |
セゾンプラチナ・ビジネスは「個人」でも申し込み可能
「ビジネス」だから法人用カードでしょ?
一見、そう思うよね?!
ところが会社員でもOLでも申し込める お得なプラチナカードなのです!
カード名に「ビジネス」という名前が付いているので、法人用カードと思われがちですが そうではないのです。
このカードは個人に対して与信されるので 会社員やOLでも申し込めるし、ビジネス用途ではない日常の生活費の決済も可能。
「これからYou Tubeで料理動画の配信を始めるわ!」とか「これからブログで副収入を得るわ!」と思いついた方も 今日から個人事業主!申し込みができるのです。
引き落とし口座を法人名義にすることができて、一部ビジネス向けの付帯サービスがあるプラチナカードですから、もちろん、個人事業や法人の事業で使うために支払ったビジネスカードの年会費は全額経費にできます。
ただ、法人カードとしてだけではなく、個人用カードとしても活用できるのです。
セゾンプラチナ・ビジネスは年会費の優遇あり
年会費2万円でしょ?
プライオリティ・パス目当てなら楽天プレミアムカード1万円がお得じゃない?
年間200万以上のカード利用があると、次年度年会費は楽天プレミアムカードと同じ1万円(税抜)に優遇されます!
同じ年会費なら特典はセゾンプラチナ・ビジネスの勝ち!
セゾンプラチナ・ビジネスカードの年会費は20,000円(税抜)であり、プラチナカードの中では年会費は最も安い部類に入ります。
そして年間200万円以上のショッピング利用がある場合には、次年度の年会費がなんと半額の10,000円(税抜)に優遇されます。(※キャッシング、年会費などは利用にカウントされません。)
年会費10,000円(税抜)はゴールドカード並みの低価格、たとえばJCBゴールドカードや楽天プレミアムカードと同一価格です。
そんなリーズナブルな年会費であるにもかかわらず、諸々の豪華特典が付帯するプラチナカードが持てるのはとってもお得といえます!
セゾンプラチナ・ビジネスは追加カードもお得
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードには、本会員カードとほぼ同じ機能とサービスを備えている「追加カード」があり、こちらは「家族」でも「社員」でも発行できます。
追加カードでのショッピング利用分も、本会員カードの年会費優遇に必要な年200万円のカウント対象となります。夫婦でカード利用できるならば年200万円利用の条件は達成しやすくなりますね。
年会費は1枚あたり3,000円(税抜)で4枚まで発行できます(※追加カードは利用金額による年会費優遇はなし)。
利用明細には追加カード利用分は区別して表示されるので、使用状況を的確に把握できるのも嬉しいポイント。
多くのプラチナカードでは家族カード発行に本人カードの半額程度の年会費がかかるなか、追加カードが3,000円(税抜)というのはリーズナブルです。
さらに、ETCカードの発行手数料・年会費も無料で、ETCの利用分もショッピング利用分と合算して請求されるので、ポイントが貯まります。
セゾンプラチナ・ビジネスのベネフィット
プライオリティ・パス付帯
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを持っていると、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となるプライオリティ・パスに無料で入会できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なく世界中の空港で贅沢なラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費429米ドルであるプライオリティ・パスのプレステージ会員が使い放題で無料です!
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのプライオリティ・パスの良い点は、有効期限が到来したら、自動的に更新カードを送ってくれる点です。他のカード、たとえば楽天プレミアムカードなどの場合は、一年に一度、期限が近くなったら自分で更新手続きをしなければいけません。
JALマイルがざくざくたまる
実はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードは、特約店以外では、JALカード・プラチナよりもJALマイルが貯まるカードなのです。
一般的な法人カードのマイル還元率が0.5%に対し、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードは最大1.125%と2倍以上のマイルがたまります!
セゾンプラチナ・アメックス・カードは、SAISON MILE CLUB JALコースの「ショッピングマイルプラン」に無料登録できます。
ゴールドカードのセゾンカードは年会費4,000円(税抜)がかかりますが、ビジネスプラチナカードなら無料なのです!
ショッピングマイルプランに登録すると、カード利用1,000円ごとにJALマイル10マイルが貯まるようになります。
もちろん追加カードの利用金額も合算されてJALマイルが付与。カード利用の翌月末に1,000円あたり10マイルに自動移行されます。
また、JALマイルに加えて更に「永久不滅ポイント」が2,000円につき1ポイント貯まります(SAISON MILE CLUB優遇サービス)。
「永久不滅ポイント」は、会員サイトで200ポイント→500マイル(1ポイント→2.5マイル)のレートでJALマイルに交換できます。
つまり、カード利用1,000円あたり合計で11.25JALマイルが貯まるので、マイル付与率1.125%です!
ちなみに、優遇ポイントとしてもらえる「永久不滅ポイント1,000ポイント」は、ANAマイルにも交換でき、しかもJALマイルに交換するレートよりも良いのです(200ポイント→600ANAマイル)。
JALマイルだけでなくANAマイルもためたい、という方にはいいですね。
セゾンプラチナ・ビジネスは海外旅行保険も充実
傷害死亡・後遺障害 | 一億円 |
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傷害/疾病治療 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 300万円 |
航空機寄託手荷物遅延費用 | 10万円 |
航空機遅延費用 | 3万円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・カードの保険で嬉しいのは、病気や怪我以外の補償も充実している点。
そして、救急車・救急病院の手配やキャッシュレス診療サービスに加えて、緊急時にも急いで対応してくれる海外アシスタンスサービスがあることです。
海外で日本語対応可能な現地医師の紹介などを行ってくれるのはとても心強いですね。
これだけ充実した海外旅行保険が自動付帯となっています。
残念なのは家族特約は付帯していないという点で、保険対象は本人のみとなります。
セゾンプラチナ・ビジネスはコンシュルジュサービスが利用できる
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードなら、24時間365日年中無休で対応してくれるコンシェルジュサービスが利用できます。
コンシュルジュサービスに依頼できる内容
- 航空券・JR特急券などの手配
- 国内レストランの案内・予約
- 国内・海外ホテルの手配など
- フラワーギフトの手配
- 国内・海外旅行プランに関する相談
- 海外出発前の渡航先情報の案内(レストラン、エンターテインメント、ショッピングなど)
また、セゾンプラチナ・ビジネス・カードでは entrée(オントレ)ダイニング特典、スパ特典、ショッピング特典など使い切れないほど数多くの特典がありますので、こういった内容についてもコンシュルジュサービスに問い合わせることで、自分のライフスタイルに合ったサービスを見つけて利用していくことができます。
セゾンプラチナ・ビジネスと楽天プレミアムカードを比較
まず、両カードの大きな違いは年会費の差ですが、年間200万円のカード利用が見込めるのであれば、次年度からの年会費は楽天プレミアムカードと同じ。
年会費が同じとなれば、コンシュルジュサービスやJALマイルの高還元率など、プラチナカードのベネフィットを得られるセゾンプラチナ・ビジネス・カードに軍配が上がります。
海外旅行保険を例にしてみても、死亡・後遺障害や賠償責任、救援者費用の補償額はセゾンプラチナ・ビジネスの方が高いですし、手荷物遅延・紛失費用や航空機遅延費用は楽天プレミアムカードには補償がありません。
セゾンプラチナ・ビジネスとMUFGプラチナアメックスカードを比較
MUFGカード・プラチナ・アメックスと比較すると、家族会員もプライオリティパスが無料になってラウンジが使える点、プラチナ・グルメコレクション(高級レストラン2名以上の利用で1名分無料)がある点、また海外旅行保険が家族特約付きで配偶者や子どもも対象になる点では、MUFGカード・プラチナ・アメックスの方が優れています。
MUFGプラチナアメックスカードは年会費22,000円(税込)ですが、楽payを設定して、手数料を年一回以上発生させることで次年度から-3,000円の優遇を受けられます。
そうすることで 年会費は19,000円(税込)まで抑えられます。
「夫婦でプライオリティ・パスを使いたい」という場合や、家族も保険の対象にしたいという場合はMUFGプラチナアメックスカード一択です。
そうでなければ、以下の点はセゾンプラチナ・ビジネス・カードの方が優れています。
- ポイントが無期限
- JALマイルが貯まりやすい
- セブン・イレブンでの還元率
- 海外旅行保険、航空機遅延保険、ショッピング保険(本会員のみ)
- 法人カードとしてのビジネスサービス
まとめ
「コストパフォーマンスが悪いのは当たり前」というプラチナカードの中で、このセゾンプラチナ・ビジネス・カードは追加カードも含めてコストパフォーマンスが高い!
JALマイルも貯めることができ、プライオリティ・パス、海外旅行保険などベネフィットが充実して総合的に優れており、法人カードとしてのビジネスサービスも受けられるのでとても人気のあるカードです。