多くの会社員は、経費申請の手続きを楽にするために 会社からコーポレートカード(法人カード)を支給されているのではないでしょうか。そして今まで出張時のマイルを無駄にしてはいませんか?
マイルは「飛行機に乗った本人」に付与されるもの
会社が申し込みして従業員に配布し、会社の経費を精算する際などに用いられるコーポレートカード(法人カード)。
コーポレートカードを持つ会社員は経費精算などの手間がかからず楽ですが、当然ポイントなどは貯めることができません。
ただ、マイルについてはどうなのでしょうか?
ねぇパパ、出張で飛行機乗った時のマイルってもらえないの?
えーどうなんだろう?わかんない。コーポレートカードで決済してるから会社につくんじゃない?
よくわからなかったので、ANAマイレージクラブへ問い合わせてみました。
すると
マイルはご搭乗されたご本人に付与されるものです 。
との回答でした。
出張時に発生するマイルの私的利用は問題ないことが多い
ANAサイドで「マイルは搭乗された本人に付与される」と言及しているので、マイルの私的利用は問題ないのではないでしょうか。
実際、コーポレートカードの利用により、発生するポイントの私的利用を抑制する意味合いはあるようですが、「出張に付随して発生するマイルの取り扱いに対する規約」は民間の企業ではどこの会社も設けていないようです。
心配な方は、まずしっかり 社員規約などに目をお通しくださいね。
出張で搭乗したマイルの登録方法
出張の時も、自身のカードが使用できる場合はマイルだけでなくポイントも自動的に加算されるので問題ないのですが、出張時にコーポレートカードの利用を義務づけられている会社員の場合はマイルは自動的に付与されないので手続きが必要です。
自動加算されない時の、マイルの登録方法は2つあります。
1.チェックインの際、カウンターで手続きしてもらう
2.自分でANAマイレージクラブにログインして手続きする(搭乗後、半年以内有効)
どちらの方法でもマイルは登録できますが、おすすめは「搭乗後6カ月以内に事後登録手続きをする」です。
搭乗券へのマイル加算記録の有無
多くの会社では出張後に、搭乗券または搭乗証明書を提出することになっているのではないでしょうか。
マイルの私的利用に特に問題がないとされていても、「マイル加算をしたかどうかを会社側に知られたくない」という心理は当然だと思います。
それでしたら、搭乗後半年以内にご自身でANAマイレージクラブのWEB上でマイル加算手続きをする方法を選べば問題ありません。
空港で搭乗前にチェックイン・カウンターやマイル登録機などでマイル加算手続きをすると搭乗券に「マイル受付済」という印が押されますので、これを会社に提出すると担当者は「あ マイル加算したのね」と(思うかどうかはわかりませんが)把握できます。
もし、マイル登録について何ら証拠を残したくないのであれば事後登録をおすすめします。
マイル加算 事後登録の方法
マイルの事後登録のやり方はとても簡単!
ANAマイレージクラブWebサイトで完了できます。
①ANAマイレージクラブにログイン
↓
②「マイメニュー」をclick
↓
③「マイレージ事後登録」をclick
④上記登録画面に、必要事項を入力して「登録する」をclickで完了。
「搭乗年月日」と「区間」のほか、「便名」と「座席番号」が必要になりますので搭乗手配完了メールや、搭乗券を写メなどして残しておくことをおすすめします。
また、マイル登録の確認ができるまで確認書類は保管しておきましょう。
出張が多い方、単身赴任者にはマイルがたまる航空系カードがおすすめ!
我が家は単身赴任が決定したことをきっかけに、ANAアメックスゴールドを持ちました。ざっと挙げても以下のようなメリットがあり、ANA便をよく利用する方にはおすすめです。
- ANA系航空券購入でマイルが2倍たまる
- マイルを無期限でためられる
- ANAアメックスゴールドカードが搭乗券代わりになる
- ANA便を計画的に利用することでスマートにスケジュール管理できるようになる
- カード入会キャンペーンのタイミングが合えば爆発的にマイルが貯められる
ただ、2020年秋現在はANAアメックスゴールド入会時の獲得ポイントが少なくなってしまっているので、SPGカードやANAワイドゴールドの方が魅力的かもしれません。