10年以上使い続けている桐のまな板。
さすがに3年ほど使うと 傷跡、端や裏面には黒ずみが目立ってきます。
初期の軽いよごれなら、紙やすりやクレンザーでごしごし磨けばきれいになることもありますが さすがに3年経った黒ずみには効果なく・・・
まな板の傷・黒ずみがひどい!どうする?
迷いました。
「新しいの、買っちゃおうかな~」
ん?
前にもこんなこと、あったような。
それでどうしたんだっけ?
そうだ、材木屋さんに突撃電話したんだった~。
ネットで探すと、まな板削りの専門店もあるけれど 地元の材木店にお願いすれば 請け負ってくれることが多いのです。
転居をしているので 新たに近所の材木店を探して、電話してみると
「いいよ~、持っておいで」
と快いお返事♪
「今から行きまっす!」
自転車で15分。
地元密着型の材木店♪
事務所にはお孫ちゃんの絵が飾ってあったりして・・・
なんかこういう感じ、好き~
真っ黒になったまな板を出すのは恥ずかしかったけど
「みんなそうだよ~、今日中にやっとくから~」
と預かってくれました。
はぁ 職人、渋いわ~。
弟子入りしたい(何の?)
材木店でまな板を削ってもらった!
そして生まれ変わったまな板ちゃん。
購入当初はご5㎝あったのですが
2度の両面削りなおしを経て、2.7㎝になりました。
ちゃんと角を面取りしてくれてます!
「オレがやったんじゃねぇんだ。若い衆の方が上手だ。」
ガハハハッと笑う棟梁、
「んじゃ、500円ね!」
・・・って、安すぎなーい?
相場は1000円ですよー。
いやー、有り難や 有り難や。
買いなおすのは簡単だけど、やっぱり気に入ったものはずっと使い続けていたい。
削り直しができるといっても、あまり薄くなると反りが出てきてしまうから
「木のまな板ケア」をしながらこれからも大切に使い続けていきたいです。
木のまな板 日常のお手入れ方法
- 使用前に水でぬらし、水気を拭く
- 使用後は食器用洗剤で洗う。
肉や魚を調理した後は、洗った後に熱湯をかけておくと消臭・除菌効果あり。 - 風通しの良い場所で立てかけて乾燥させる。直射日光はNG。
- 汚れが目立つ時はたわしでこする。
- 黒ずみやカビが心配なら熱湯消毒、塩、重曹、クレンザーでこすりとる。
- 半年~一年に一度、かるく削る
↓まな板削りにも、包丁研ぎにもなる優れもの
そして、「もう手に負えない!」となったら
7.職人さんに「ヘルプ」を乞いましょう!
※食洗器、漂白剤、日光消毒はNGです~
まとめ
木のまな板は、手に馴染み 包丁の当たりが柔らかくカットした時の音も優しい・・・
使えば使うほど愛着がわいてくる道具です。
木のまな板の平均寿命は6年、プラスティックまな板は2年程度と言われていますが お手入れの仕方や使う頻度によって随分、差がでてくるらしいから
ながーく愛したいですね(⌒∇⌒)