我が家の場合、この「水回りストレート動線」を中心に、最終的な間取りが決まっていきました。
毎日繰り返す起床から出勤、登校準備までの動きや、家事の動線がスムースだと快適です。
よって、我が家では
バスルーム
↓
洗面所
↓
トイレ
↓
クローゼット
↓
ランドリー
↓
干し場
この動線を一直線に収めました。
ストレートな水回り動線の秘訣は引き戸
初めは、脱衣所の目隠しとして 開き戸が書き込まれていましたが
取っ払ってもらいました。
トイレのドアも開き戸ではなく引き戸に。
すると、圧巻のストレート動線のできあがり。
邪魔なものがなにもありません!
直線の両端には窓やドアがあり、外光と風が入るので、日中はどちらに向かっても明るく とても気に入っている場所です。
この直線の途中を開き戸で閉じてしまうと、狭く感じるし 解放感がありません。
よくすれ違うような場所なので、開き戸の開閉にも気を遣いストレスです。
また、二つのドアが開いた時に干渉するような造りは絶対に避けたいと思っていました。
以前 住んでいた賃貸戸建てはこの「干渉ドア」があって本当にストレスだったので・・・。
来客時や 思春期に子どもが嫌がった場合の目隠しとして、洗面所と廊下を仕切る部分の上部にロールスクリーンを取り付けました
が、
建てて5年めとなり 子どもが高校生と中学生となった今でも ロールスクリーンを使用する家族はいません。
裸のつきあい、という感じでしょうか(*^-^*)
ストレート動線は人感センサー照明が便利!
廊下を通るのに、いちいちスウィッチをつけたり消したりするのは面倒です・・・
消し忘れが発生すること間違いなし。
ということで、人感センサーライトを取り入れてみたら大正解でしたょ!
コストはそんなに高くないですが配線工事が必要なので、家を建てる時やリフォーム時にはぜひ♡
家事動線と生活動線は交差しないほうがいい
家事動線とは、調理・洗濯・掃除などをする人の動線で
生活動線とは、入浴・トイレ・洗面を利用する家族の移動経路のことです
家事動線の利便性だけを考えていると、キッチンと洗面所、ランドリーなどをすべて近い所に置きたくなりますが 朝の忙しい時間にキッチン周辺で家族がバタバタしているのは気忙しいです。
特に忙しい時間帯にはすれ違う頻度を少なくしたいもの。
家族が家にいる時に密になりやすい時間とその動線をよく考える必要があります。
また、キッチン近くに干し場やクローゼットがあるのは におい移りが気になります。
ですので、我が家では台所系の家事動線と、洗濯系の家事動線&朝の生活動線をすっぱり二つに分けました。
家事動線と、家族の生活動線は分けたり、出入り口を複数つくったりすることで迂回路ができ、すれ違ったり渋滞しがちな時間でも 逃げ場ができて快適な動線が実現します。
水回りを集約すればコスト抑制になる
水回りを集約すれば、家事動線が短くなるだけでなく 配管コストが抑えられます!
配管や下水道を集約し、最短距離で外に出すことができればコストの面でも、家相の面でも良いことばかりでした。
一度、配管図面にも目を通して給水管や排水管、ガス配管、電気配線などがどのように通っているか確認してみると良いアイデアが出てくるかもしれません。
まとめ
水回りをストレートな直線に収めることができると、朝の用意や帰宅後の整頓に秩序ができるので動きやすいです。
また、掃除も一直線で集中して済ませることができて便利。
さらに快適な動線のために、この「水回りストレート動線」から回遊できるように間取りを組み立てていきました。