はちみつが大好きでして。
トマト系の煮込み料理の仕上げに入れればコクと艶がでますし、毎朝飲む 生姜紅茶には蜂蜜が欠かせません。蜂蜜やプロポリスは口の中でゆっくり溶かすと 喉や 口内炎など 調子の悪い所に ぴりぴり効いて やさしく癒してくれてる気がします。
とにかく、「蜂さんありがとう!」と感謝するほど 蜂蜜が好きなので容れ物もずいぶんといろいろなものを使ってきました。
はちみつを入れる容器を探すポイント
黄金に輝く蜂蜜、見ているだけで幸せな気分になるから容れ物にもこだわりたくなります。材質や使い方にもよりますが、ハニーポットを探す時のポイントは次の4つ。
- 開口部が大きく洗いやすい
- テーブルに置いて美しい
- 液だれしにくく使いやすい
- 寒冷時、結晶化しても使用できる
結論から言いますと、すべての条件を満たす万能の蜂蜜容器は残念ながらありません。実用性を優先すれば樹脂製(プラスチックなど)になりますし、見栄えの良さを優先すれば他で難点が出てきます。特に、蜂蜜は寒くなると結晶化しますので寒冷時の使い方も踏まえて、自分の生活様式や使用頻度によって最も合うと思われるものを選ぶと満足度が高いです。
また、はちみつは傾けて出すよりも、真下に向けて出し、真下に向けたまま 蜂蜜を切ってから戻すと縁につかず蜜切れが良くなりますのでベタつきが気になる方は 構造上それができるものが良いです。
実際に使ってみて良かったハニーポットはこの4つ!
100均グッズから ガラス製の高価な容器までいろいろ使ってみた結果、満足度の高かったハニーポットを メリット・デメリット合わせてご紹介します。
ハニーディスペンサー(受け皿付き)2000円前後
ハニカム模様と佇まいの良さで目を引く。
下から注ぐ構造は非常に優秀で液ダレもなく、衛生的に使えます。でもこのタイプを使うなら暖かい時期だけ。寒くなる前に使い切って よく洗ったら、冬の間は棚の奥で冬眠させてあげましょう。そして、蜂が飛ぶ春が来たら「ああ、そういえば」とまた引っ張り出してくる。季節を感じる食器です♪
なぜかというと寒くなって 蜂蜜が固まってしまうと ディスペンサータイプは使いづらいから。というか、使えないから。結晶化の始まった蜂蜜は落ちてこないし、蜂蜜が硬くて栓も戻らなくなってしまうの。そうなってしまうと この形状だから湯煎にかけるとお湯が中に入ってしまうこともあるので、ビニール袋に入れてから湯煎にかけたり、と非常に手間。結晶化したらそのまま放置・・・ということにもなり得る。
材質:容器本体と受け皿はガラス、ハンドル・レバー・芯棒・キャップはABS樹脂、ハンドル内部のバネはステンレス
ストッパー:シリコン
サイズ:103x83x148mm
容量:210ml
重量:435g
原産国:台湾製
一度、無理に押し上げようとしたら、ぼきっと中のレバーが折れました。中のバネだけステンレス製でレバーの材質はプラスチックなのでこういうことが起こります。少し値段が上がってもいいからレバーもステンレスだといいのですが。でも美しいのと懐かしい(実家でも使ってたので)ので再度購入してしまった。また、意外に小さいので洗うのは大変、そしてよく使う人は1週間に一度は入れ替えなくてはいけません。
KILNER(キルナー)
HONEY POT & DRIZZLER 0.4L
(ハニーポット&ドリズラー)
1760円+送料
イギリスのポットメーカーKILNER製。コロンとしたフォルムが可愛い。
材質:本体はソーダガラス、パッキンはシリコン、クリップはステンレス、スティックは木製
寸法:W115×D105×H106㎜
容量:400g
重量:390g
原産国:中国製
ポットタイプなら結晶化してもすくって使えますね。冬場はこのタイプは使いやすい。木製のスティックが付属していてお洒落です、トーストにかけるならぴったり。たっぷり使いたい時は瓶ごと傾けることに。そして冬は、スティックでも 何とかすくえるけれど 落ちてこないので、自分一人分の紅茶にスティックごと入れて、かき混ぜるには良いけれど「たれの二度漬け禁止」みたいになる。結局普段使いは別のスプーンを使い、このバーはお客様仕様で。
さすがKILNER、密閉性が高く漏れない。けれど当然、子どもが(私も)はちみつを使うと周りがベタベタになることも。そこは個々の修行が必要。
蜂蜜だけでなくジャムやお菓子、ナッツの容器として出したままにできるKILNERは見栄えの良さが◎。
WMF KING ハチミツポット 18WF-0450
5500円+送料
眺めて美しく、機能性も高い ドイツ製の ハニーポット♫
液モレしにくく、キレもよい。入れ替えが面倒だから少し大きめがいい!という蜂蜜ファンならこちら。 12×12㎝ってグレープフルーツくらいあるから、それが収納場所やテーブルにある時のイメージをしてみてください。
使いたい量を出せるし、冬場はふたを取ってしまってスプーンですくいます。開口部が大きいので洗うのは楽ですが、パッキンとふたの部分が濡れていると うまく閉まらないので、入れ替えの都度 よく洗ってしっかり乾かさないといけません。 オリゴ糖やメープルシロップを入れても大丈夫です。 ネックはお値段が高いことかな。
本体:ガラス
金属部:ステンレススチール
パッキン:シリコーン
重量:300g
※替えのパッキンが付属
<注意したいところ>
ガラス部分が薄めでステンレスの方が強度があるため、冬場に無理してひねるとガラスの縁が割れる恐れがあります。寒くなって蜂蜜が結晶化してしまったら湯煎してから使う事。形状上、湯煎はしやすいです。
山田養蜂場オリジナルの実用的な容器
100~150円+送料
軽ーい♫ 使いやすーい♫
蜂蜜を知り尽くしたプロが、蜂蜜を頻繁に使う人のために作った超実用派!
蜂蜜ってそれだけで重いから、容器はなるべく軽い方がいいよね。
蜜切れが良く、ベタつかないように液ダレ防止弁がついていますので 容器を押す力に応じて必要な量だけはちみつが出ます。また、ふた口が大きめですので逆さにしても自立でき、使うときにはちみつが出てくるまで待つことなくサッと使えるのもポイント。
料理にもよく蜂蜜を使う人なら調味料入れとしてキッチンに常備です。
300gと500gの2サイズがありそれぞれ110円と165円(税込)というお値段。
難点は耐久性に欠けることで頻繁にふたを開け閉めしているとそのうち切れてしまうことも。ですがこのお値段ですから。スペアも買っておきましょ。いっそのこと、マヨやソースなど他の調味料もこの容器で統一してしまっても(その場合は中味を間違えないようにラベリングしてくださいね)♫
ネット販売で容器だけ購入すると送料で高くついてしまうので 山田養蜂場公式HPから蜂蜜を購入する際にはぜひ合わせてご購入を。
蜂蜜&容器セットならAmazonでも購入できます。
快適な蜂蜜ライフにあったら嬉しい便利グッズ。ハニースプーンとハニーディッパー
ハニースプーン
蜂蜜をすくったあとにビンにかけておくと、スプーンに残った蜂蜜がビンに戻るので もったいなくない!置き場所に困らない!
ハニーディッパー
蜂蜜をすくうために考えられたハニーディッパー。形状により蜂蜜をたっぷりとすくうことができます。温もりを感じる木製で自分だけの形を見つけられたら宝物になります。